■単なるレシピ紹介ではなく「お弁当」「食物アレルギー」というコンテンツに好感が持てる

日本ハムはBtoBtoCビジネスというモデルであろうか。直接取引は卸問屋か販売店だと思うがメッセージは直接コンシューマに発信することでビジネスになる企業である。

●自社のターゲットをよく理解している

こうした食のサイトは多くあり、それぞれに工夫をしているがレシピという単純な切り口がどこの企業サイトでも目に付く。仕方がないとも言える。しかし日本ハムは特に「お弁当レシピ」が充実している。おそらくダイレクトにターゲットに届くコンテンツだと思う。

●ブランディングと企業の社会的責任を理解している。

さらに注目したいのは「食物アレルギーねっと」だ。食物アレルギーに関する情報がすごい。近年アレルギーが増加傾向にあるため、おそらくはこうした皆さんに役に立つ情報だと思う。ダイレクトなユーザサービスとしても企業の社会的責任の観点からも参考にしたいサイトだ。

■優れているポイント

●お弁当のレシピが充実

単なるレシピではないところが注目点。お弁当のレシピは恐らく子を持つ親として苦労していると思う。そのレシピの充実は良い着眼点だと思う

●食物アレルギーねっと

食物アレルギーネットは感服した。食肉系の業界サイトではあまり掲載されていない試み。市場規模はわからないが、食物アレルギーの人口が増えている現状では良いサイトだと思う。また内容も充実している。単なるレシピの提供だけではない

  • 食物アレルギーとは
  • 安心レシピ
  • 調理や食事のポイント
  • 食物アレルギーとの付き合い方
  • お役立ち
  • ニッポンハムグループの取り組み

このように情報が満載だ。専門家ではないので無責任な事は言えないが、このサイト情報で大まかの対応が理解できそうな気がする。食を提供する企業として信頼と好感が持てる。

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