規模/大規模ネットショップ動向調査を発表

ネットショップコンサルティングのECマーケティング株式会社(代表:中山 高志、所在地:東京)では、月商1000万円未満/月商1000万円以上のそれぞれのWeb担当者に対してアンケート調査を実施しました。—————————————————————————————
アンケート結果の詳細についてはこちらから:
https://www.ecmarketing.co.jp/contents/archives/1193
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コロナ禍の緊急事態宣言以降、飲食店や対面販売など、対面でのビジネスが低迷を迎えるなか、DX(デジタルトランスフォーメーション)の導入が必要不可欠になり、今までネットショップでの販売を強化していなかった企業や、今まで実施していなかった企業も、ネットショップ運営やその強化を検討せざるを得なくなってきました。

そこで当社では、ネットショップの運営に関しての生の声を聴くために、Web担当者に対してアンケート調査を実施しました。

今回は、月商1000万円未満/月商1000万円以上のそれぞれのネットショップがどのようなWebプロモーションを実施したことがあるかを調べました。

まずは、今回アンケートにお答えいただいた方のネットショップについて概要を紹介します。

アンケート回答者:月商1000万円未満のネットショップのWeb担当者111人
 月商1000万円以上のネットショップのWeb担当者111人
アンケート回答期間:2020/10/21

■実施したことがあるWebプロモーション

設問:実施したことがあるWebプロモーション(広告含む)をお答えください。

月商1000万円未満のネットショップでは、「リスティング広告」が47.3%で一番多く、次いで「アフィリエイト広告」が40.9%、「DSP広告」が39.1%となりました。

月商1000万円以上のネットショップでは、「リスティング広告」が65.1%で一番多く、次いで「DSP広告」が60.6%、「純広告」が57.8%となりました。

月商1000万円未満、月商1000万円以上のネットショップともに、「リスティング広告」が一番多いのを見ると、「リスティング広告」はWebプロモーションの王道と言ってもいいかもしれません。「リスティング広告」は検索エンジンマーケティングのひとつとして利用されることが多いですが、ディスプレイ広告、ネイティブ広告なども豊富で、リターゲティングとしても活用できるため、Webプロモーションには欠かせない施策と言えます。

月商1000万円未満のネットショップでは、「リスティング広告」の次に多いのは「アフィリエイト広告」でした。月商1000万円以上のネットショップでは4番目となっていますが、「アフィリエイト広告」は成果報酬型広告で成果金額もネットショップ側で決めることができるため、Webプロモーションの予算がそれほど多くない小規模ネットショップでは、リスクの少ない広告として人気があるのではないでしょうか。

「DSP広告」は、月商1000万円未満のネットショップでは3番目に利用が多く、月商1000万円以上のネットショップでは2番目に利用が多い結果となっています。多彩なターゲティングが可能な「DSP広告」は、広告面から人に対してのターゲティングとして2011年頃に登場し、ターゲティング手法を常に進化させていることから、色あせない広告として定着しているようです。

意外だったのは、「純広告」が上位に入っていることでした。月商1000万円未満のネットショップでは4番目に利用が多く、月商1000万円以上のネットショップでは3番目に利用が多い結果となりました。

「純広告」は、特定のWebサイトやWebページへの広告出稿のため、ターゲットを外すと効果が出ないケースが少なくないため、「DSP広告」と比べるとリスクが高い広告だと考えられていますが、ネットショップでは利用するところが少なくないようです。

Webプロモーションの実施割合を見てみると、全体的に、月商1000万円未満のネットショップよりも月商1000万円以上のネットショップの方が実施している割合が高いことがわかります。「リスティング広告」だけを見ても、月商1000万円未満のネットショップは47.3%、月商1000万円以上のネットショップは65.1%と、実施しているネットショップの割合が大きく違います。やはり、小規模ネットショップでは、Webプロモーションにかけられる予算に限りがあるのだと考えられます。

次は、実施したが満足できなかったプロモーションについて聞いてみました。

■満足できなかったプロモーション

設問:実施したWebプロモーションで満足できなかったものをお答えください。

月商1000万円未満のネットショップでは、「リスティング広告」が23.8%で一番多く、次いで「純広告」が22.8%、「DSP広告」「アフィリエイト広告」が20.8%となりました。

月商1000万円以上のネットショップでは、「リスティング広告」が46.5%で一番多く、次いで「純広告」が39.6%、「DSP広告」が37.6%となりました。

満足できなかったWebプロモーションの結果は、おおむね、実施したことがあるプロモーションと同じような結果となりました。実施するネットショップが多ければ、それだけ満足いかない場合も出てくるのでしょう。

一点、月商1000万円未満のネットショップで、「純広告」が2番目に来ているのが目につきました。やはり、前述のとおり、ターゲットが外れた場合のリスクが大きく、予算の少ない小規模ネットショップでは結果がでなかったことが多かったのかもしれません。

■まとめ

今回は、月商1000万円未満のネットショップと月商1000万円以上のネットショップで実施したことがあるWebプロモーションについて紹介しました。

やはり王道は「リスティング広告」で、小規模、大規模ネットショップともに、一番利用が多いことがわかりました。また、次いで「DSP」も多くのネットショップが実施しているようです。

Webプロモーションは、すべてが成功するわけではありませんので、実施する際は、本調査を参考にしてみてください。

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アンケート結果についてはこちらから:
https://www.ecmarketing.co.jp/contents/archives/1193
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出典:PR TIMES https://prtimes.jp/