■Web担当者は「だれがアクセスしているか知りたい」

「だれがアクセスしているか知りたい」「アクセスしている地域判別したい」、これは全Web運用者が持っている願望だろう。もちろんアウトラインレベルならgoogleアナリティクスでもある程度はわかる。しかしOne TO One的にデータを取得したい。また取得したデータを活用したい。こうした場合はアクセス解析ツールだけでは不十分だ。

●どの企業からアクセスがあるのか、一目瞭然

そんな時、この「どこどこJP」がお勧めできる。恐らく発想次第で様々な活用ができるが、例えばGoogleアナリティクスとの連携が可能なため、どの企業がどの製品に興味を持っているか、問合せまでは至っていないが、どの企業がサイトを熱心に閲覧しているかなどが分かる。

●どの地域からのアクセスかもわかるため、地域ごとの情報出分けに利用できる

また地域の判別により、TOPページを地域ごとに出し分けすることも可能である、単純にTOPを地域色豊かな情報に出し分けたり、問合せ電話番号だけを地域ごとに変えるなどCVがあがる工夫はいくらでもできそうだ。

■「どこどこJP」ができること

「どこどこJP」はある意味シンプルな機能なため、恐らくは想像次第で様々なことができる。以下に活用方法をピックアップするが、あまり拘らないほうがいいだろう。

●エリアマーケティングの活用

例えばBtoCの活用として各地域のユーザに地域最適化した情報をお届けする仕組みが出来る。

●BtoB分析の活用

解析ツールとの連携がで企業が何に興味を持っているか一目瞭然である。営業の一つの参考データになる。

●マーケティングオートメーションの活用

個人情報やメアド獲得前の段階でも、どの企業からアクセスが来ているかトレースができる。企業名がはわかるので、例えば問合せなども入力項目を少なくすれば問合せアクションも上がることになる。

価格もさほど高くない印象がある。何をもって高いか安いかと言うかは難しいが、かつてサイト運用の責任者だった私の予算感としてこれなら使いたいというラインである。

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