■無料プランから利用できる簡単な「datadeck」
BIツール( ビジネス・インテリジェンス )は別のコラムでも紹介したが、「企業内に蓄積された各種独立したデータ(孤立したデータ)を集積分析し、経営判断に役だつ数値をグラフ表示させ、意思決定を助けるツール」だ。
●説明が難しいツールだが使ってみるとすぐに利便性が理解できる
BIツールは言葉の説明ではなかなか理解が難しい。しかも利用もハードルが高い印象がある。これがBIの普及を妨げているハードルと思われる。
そんな中、無料プランがあり現状の手持ちのデータを簡単にトライアル分析出来ないかと探していたら「datadeck」にたどり着いた。
実は私も頭では理解していたが、実際のBIを使うのは初めてだった。 「datadeck」が簡単につかることが理由かもしれないが、EXCELに代わる便利なツールだと改めて感じた。
■「datadeck」で出来ること
「datadeck」 は、価格設定が明確でリーズナブルだが無料プランもある。この無料プランでもなかなか使い勝手がよい。
例えば複数のWeb系システムのデータを連携させて分析のテンプレートを選べばすぐにアウトプットが得られる。もちろんテンプレートではなくカスタムも作れるようだ。
●機能一覧
- データソースを選択
- 各種Marketingデータ
- 各種Databaseデータ
- 各種Analyticsデータ
- CRM & Sales
データを選択して登録することにより 「datadeck」 で活用できるようになる。連携は非常に簡単で概ね各ツールのログインIDとPASSの登録で利用可能となる。
- データの分析
- テンプレートによりワンクリックで分析可能
- カスタムでも分析&グラフ化が出来る
- 分析データをグループで共有できる
- ダッシュボード機能により定型レポートなどの管理が簡単。
EXCELを活用するようなスキルは必要なく選択することで簡単に活用ができる。また無料プランから有料プランまであるが、有料もリーズナブルな価格設定となっている。