■成約確度の高いアカウントを特定し、ターゲットリストを自動抽出
ABMはアカウントベースドマーケティングの略称で、取引先として有望な企業を先に特定(アカウント特定)し、その企業と契約を実現するためのマーケティング&セールス活動の事である。米国ではマーケティング戦略としてバズワードとなっている。
●「FORCAS」 とは
「FORCAS」はABM のターゲティングプラットフォームで、自社の成長に必要な新規契約先の企業を発見し、アカウントリストをアウトプットする。
具体的には、データ分析に基づいて成約確度の高いアカウントを予測し、マーケティングとセールスのリソースをそのターゲットアカウントに集中するABM活動をサポートするクラウドサービス だ。
基本的には 「FORCAS」 だけでは、マーケティン活動が行われないため、MAやSFAが必要となる。
●国産ABMプラットフォームだけに期待が高まる。
ABM プラットフォーム「FORCAS」が国産だけに、日本企業としては期待が高まる。通常ABMはオープンDMP的な最新企業データを持ち、その企業データと、プライベート DMP 的な営業候補データベースを突合させて、「今」「自社に影響力が強い」と思われる優良な取引先候補をピックアップし、アカウントリストをアウトプットすることになる。精度の高い最新の企業情報を持っていないと成り立たない。そうしたABMの性格上、国産は重要な選択肢になると思う。
● 「FORCAS」 の特徴
- 成約確度の高い見込み顧客を予測
- 様々な切り口でターゲット企業を特定
- 膨大な顧客データをカンタン統合
- ターゲット顧客の情報をまとめて表示
■ 「FORCAS」 で出来ること
- ABMに最適化された企業データベース
- 企業情報1,200,000社以上
- 業界区分560業界以上
- 独自業界区分と、上場企業はすべて目検による業界紐付けを行いながらも、大分類 > 中分類 > 小分類による細かな分析が強み
- 分析シナリオ
- 「高成長」「海外進出」「従業員増加」など、企業の活動状況や課題、傾向を表すFORCASオリジナルのキーワードを用いながら、企業のさまざまなデータを分析して、関連するシナリオを企業に紐づけ
- 高精度アルゴリズムによる自動顧客分析
- 受注企業の傾向を分析し、成約確度の高い潜在顧客リストを自動生成
- 名寄せ・データエンリッチメント
- 強力な名寄せエンジンを搭載。MAやSFAと自動連携しデータを付与