■マーケティングオートメーションでは、管理を苦手とするテレマーケティング
テレマーケティングを主とするインサイドセールスにおいて、これまでマーケティングテクノロジー系のツールは遅れている印象がある。多くのツールがWeb、メール、SNS、チャット等を駆使してのターゲットコミュニケーションと、その育成（ナーチャリング）、効果測定（スコアリング）をメインとしている。もちろんツールによってはテレマーケティングの ナーチャリング 、 スコアリング も一つのアクションとしてカウントしているが、それでもアクション実施と管理が弱いツールが殆どだと思う。
●テレマーケティングを専門としたインサイドセールス 業務支援「SAIN」
そんな中、テレマーケティングを 主とするインサイドセールス を管理支援するツールがあった。しかもAIエンジンによりインサイドセールスの業務効率化と成果の最大化を実現すると言う。それがこれから紹介するインサイドセールス 業務支援AI「SAIN」だ。
■ 「SAIN」 が出来ること
「SAIN」 が出来る最も特徴的な機能として、「AIが次の会話をナビゲート。必要な情報を、必要なタイミングで提示できる。」としている。恐らくはAIと言っても最初は精度が悪く、しかし使えば使うほど精度が高まるという事だろう。機会があればぜひ使ってみたい。
それぞれの機能を列挙しながら解説しよう。
●機能
●コールナビ
ターゲットと会話を行う際に、相手の反応に応じて次に会話すべき内容が自動的に提示される。また会話品質の向上とともに、結果を伴う効果的なインサイドセールス活動の実現を支援する。他にも会話に関する付帯情報を提供してくれるインフォメーションナビ、商材に応じたシナリオを提供してくれるシナリオナビなどがある。（いいですねこれ。。。。心の声）
● ターゲティング
製品・サービス購入のポテンシャルが高いターゲットをスコアリングによりリストアップし、効果的なインサイドセールス活動を支援する。マーケティングオートメーションに近い機能と言える。このターゲティング機能にAIがかなり活用されているようだ。情報がたまるほど精度が高まる。
●モニタリング
インサイドセールスに欠かせない会話内容の改善。顧客との会話内容をテキスト化により、スムーズな指導や早期コンディション把握を可能にする。 施策の効果測定と改善が出来る機能だ。日本的なツールの特長だがユーザインターフェイスは見やすいと感じた。
