■日本人はもっとフレームワークを活用すべきだ
日本人はフレームワークを活用しない。もちろん日本人の「微に入り細に入り良き届いた職人的なビジネススタイル」に向いていないのかもしれない。しかしいまどき一子相伝的な近江商人の「商い」は「個人」で成功する人がいても「組織的な活動が必要な企業」としての成功は見込めない。残念ながら組織として活動するためには「マーケティング」は必要であり、その実践するためにはフレームワークの利用は必須だと考える。
●フレームワークは「経験」とか「個人の資質」に頼らず一定の答えを出してくれる
ビジネスではベテランの「経験」と「個人の資質」の影響は確かに大きい。しかしフレームワークを使うことで、 「経験」と「個人の資質」の影響を最小限に抑えて一定の答えが導き出せる。また経験者であってもフレームワークのアウトプットで意外と気づかない「課題」や「解決」が発見できる。これはホントだ。改めてフレームワークの利便性を上げると以下の通りだ。
- 漏れ抜けが無くなり、合理的な検討が可能
- 自分で気が付かなかった課題、方針が見つかる
- 組織内で齟齬なく理解、意思決定が行えるのでスムーズな事業進展が行える
■「マーケティング戦略を立てる際に使える!ビジネスフレームワーク24選」でわかること
何度かフレームワークの紹介をしたが、改めてコラムを紹介したい。それが「マーケティング戦略を立てる際に使える!ビジネスフレームワーク24選」だ。特に 「マーケティング戦略を立てる際に使える!」という事で、是非とも24個から適したフレームを見つけてほしい。(私も例外なく!笑)
本コラムは概要だけの紹介となっているため、実際にフレームワークを使った実践例を検索で探し理解してほしい。 マーケティングキャストでも出来るだけ、優良なフレームワークの解説したコンテンツを紹介したい。
現状分析に活用するビジネスフレームワーク
- MECE
- ロジックツリー
- 3C
- ファイブフォース
- SWOT
- TOWS
- VRIO
- PEST
- アンゾフのマトリクス
- バリューチェーン
マーケティング戦略構築に活用するビジネスフレームワーク
- 基本競争戦略(「コスト・リーダーシップ戦略」「差別化戦略」「集中戦略」)
- PPM
- 7S
- ビジネスモデルキャンバス
企画・提案内容を練る際に活用するビジネスフレームワーク
- STP
- 4P
- 4C
- AIDMA
- AISAS
- AISCEAS
- AARRR
- カスタマージャーニー
計画を実行に移す際に活用するビジネスフレームワーク
- PDCA
- ガントチャート