■多くの日本企業が海外展開を行う必要がある。
日本のマーケットは、現在以上の拡大は恐らく望めない。しかも各国の企業は、すでに国境を意識することなくグローバル展開が一足早く進んでいる。お隣の韓国もしかり。日本企業だけが世界の潮流から取り残され気味という印象がある。
●グローバル化の第一歩はWebから
グローバル化は簡単ではないことは理解している。海外拠点となる現地法人か代理店等が必要になる。また各種サービスのデリバリやメンテナンスなどの体制も必要だと思う。しかしグローバル化の第一歩ととしてWebのグローバル化が重要であり、また先行して出来る最初の打ち手だと思う。
●日本企業のWebグローバル化はすでに後進国
ビジネスコミュニケーションの主体がインターネットコミュニケーションに移っているにも関わらず、日本企業のWebグローバル化はかなり出遅れている。あっても単なる日本語サイトの翻訳コンパクト版であるため、見にくいと同時にやる気を感じない。もっと真剣にWebからのグローバル化を考えるべきである。
●実はグローバル化の参考になる優秀なコンテンツも少ない
これまでもいろいろ探していたがグローバル化の濃い、しかも納得できるコンテンツが少ない現状だ。それだけ日本のグローバル化意識が低いのだろう。しかし一つだけ目に留まったサイトがあったので、ここで紹介したい。
■本コンテンツでわかること
ここで紹介する「強力なビジネスツールとなるグローバルサイトの要点」は新しコンテンツではない。2009年に更新されている古い情報だ。しかし グローバルサイトのあるべき姿から具体的な構造、制作過程の注意点など、今見てもよくまとまっている。(googleさん、もっとランク上げても良いんじゃないの?笑)
前偏と後編にわかれ情報量はかなり多い
目次
- 前偏
- 海外向けに製品・サービスを訴求するグローバルサイトは最適化されていますか?
- 【ポイント1】グローバルサイトの構成、言語、各国サイトの統一感といった枠組みをどうするか?
- 各国サイトを「統括する」サイトは必要か?
- 各国(または地域)サイトにおける提供言語は何語にすべきか?
- 各国サイトの統一性について
- 前編のまとめ
- 後編
- 【ポイント1】 外国人の特徴を考慮したサイト形式
- (1) 英文のネイティブチェックは必須
- (2) 先進的なイメージ訴求も重要
- (3) コンテンツエリアは適度な横幅を確保する
- (4) 文章量を削りすぎない
- (5) リンクは左寄せで配置する
- (6) 「問い合わせリンク」はヘッダに設置する
- 【ポイント2】 サイト制作をスムーズに進めるために
- まとめ(前編、後編を通して)