株式会社エビリーは、運営する動画SNSデータ分析ツール「kamui tracker(カムイトラッカー)」で独自に収集しているデータをもとに、2021年5月にYouTubeの「ショート動画」について調査いたしました。

  • YouTubeショート動画について

YouTubeショート動画は、β版の提供が2020年9月にインドから開始され、2020年10月から日本でも利用可能となりました。
60秒以内の縦向き動画でTikTokと同様に、動画が終了すると自動的に次の動画が開始される仕組みになっています。タイトルもしくは説明欄に「#shorts」と記載することでYouTubeに「ショート動画」と認識されます。現時点では、ショート動画に広告は配信されていません。

  • リリース以降、動画投稿数や利用チャンネル数は右肩上がりに

今回の調査では、2020年10月のリリース以降の「利用チャンネル数」と「動画投稿数」を計測しました。
その結果、「利用チャンネル数」と「動画投稿数」ともに右肩上がりになっていることが分かりました。

こちらは「利用チャンネル数」と「動画投稿数」をグラフにしたものです。
ショート動画「利用チャンネル数」は、リリース当初はわずか109チャンネルでしたが、7ヶ月後の2021年5月末には見込みで約31倍になると想定できる結果となりました。
2021年1月頃からショート動画がSNSで話題となり、多くのユーザーが参入したきっかけとなりました。

※調査条件
・2020年10月〜2021年5月24日に投稿された国内のYouTube動画
・チャンネル登録者数1,000人以上のYouTubeチャンネルにより投稿された動画
・ショート動画のうちタイトルまたは説明文に「#shorts」と記載があるもの

  • ショート動画で人気のカテゴリは「ゲーム」

続いて、ショート動画を投稿しているチャンネルのカテゴリの調査を行いました。
その結果、1位「ゲーム」、2位「ブログ」、3位「エンターテイメント」となりました。

ゲームでは、主に名場面や本編に繋がる切り抜き、告知動画などがショート動画として投稿されています。
※チャンネルカテゴリはkamui tracker独自のものを使用しております。

※調査条件
・2020年10月〜2021年5月24日に投稿された国内のYouTube動画
・チャンネル登録者数1,000人以上のYouTubeチャンネルにより投稿された動画
・ショート動画のうちタイトルまたは説明文に「#shorts」と記載があるもの

出典:PR TIMES https://prtimes.jp/