■在宅勤務の場合その評価は「業績」「売上」に限られてしまうのか。
働き方改革の有望な方法として挙がっていた「在宅勤務」「テレワーク」が新型コロナの影響で一挙に進んだのは言うまでもない。5年くらいかけてゆっくり浸透し、時間をかけて運用方法も熟成されると考えていた。しかしこの3カ月で一挙に進んでしまったため、デメリットとして労働として重要な「評価」=「管理」が置き去りになっていると思われる。
現時点で在宅勤務は働いている姿が見えないため「ミッション」の進捗と「結果(業績等)」で判断するしかない。
しかし、これで本当に会社としてよいのか。恐らく日本的な労働評価の良いところが消えてしまい、企業への愛情が減り社員定着率も悪化するよう思われる。
●社員同士の協力やチームワークの見える化が重要
プロジェクトチームを設定しプロジェクトマネジメントツールで、そのチームの業務進捗を評価することはできる。しかし社員同士の協力やチームワークの見える化が置いてきぼりになってしまう。これまでは事務所内の行動で「見る」事が出来たが、ネットワーク上の業務はそうもいかない。その解決策になるツールとして「unipos(ユニポス)」が上げられる。
■「unipos(ユニポス)」で出来ること
「unipos(ユニポス)」は社員同士の助け合いと感謝が見える化できる。私の勝手な見方だが、一緒の社内SNSツールとも言えると思う。
サイトでは以下の様な売り文句が掲載されている。
「Uniposは、従業員同士が「感謝の言葉」+「ピアボーナス」をWeb上で送り合えるサービスです。
互いの貢献を、従業員同士の言葉により組織全体に見える化することで、モチベーション向上や信頼関係の醸成、異なるチーム間の連携に繋がるなど、組織の生産性を落とす様々な組織課題を解決へと導きます。」
簡単に言えばFaceBookやYouTubeの「いいね」に似ている。またハッシュタグ機能もあるためTwitterにも似ているかもしれない。
特長
- 社員同士の協力が見える。モチベーションが上がる。
- 離れていても互いの仕事ぶりを目にする機会が出来ることで相互理解が深まる
- 投稿にハッシュタグを紐づけることができ、称賛される行動内容が可視化され企業の価値観浸透になる
機能
- リアルタイムにメッセージの発信
- 全員がみるオープンなタイムライン
- 内容に共感する拍手ができる
- 投稿に行動指針やバリューをハッシュタグを紐づけること
- Slackをはじめとする各種ビジネスチャットとの連携
- スマートフォンアプリ(iOS・Android)対応
- 従業員の活躍を短時間で把握できるプロフィール機能
- 定量的に分析できるアナリティクスデータ
- 利用目的に即したデータを簡単に抽出可能